頻尿の原因は何ですか?

① 水分のとりすぎのため尿量が多い
1日の飲水量を過剰に摂取する生活を送っていると、頻尿を引き起こすことがあります。
排尿量を測った時に、1日2500ccを超える場合は多飲多尿の可能性が高いのです。
しかし、尿量増加には他の原因を伴うことが多くみられます。

たとえば、糖尿病や高血圧のため利尿剤を服用している場合、加齢により腎臓の働きが低下していることなどが関与している場合があります。

② 過活動膀胱
自分の意思と関係なく膀胱が勝手に収縮し「おしっこが近い」、「急におしっこがしたくなり我慢することが難しい」、または「我慢ができず尿がもれる」などといった状態を引き起こす病気を「過活動膀胱」といいます。

この病気は、脳血管障害(脳梗塞こうそくなど)や脊髄せきずい損傷などの神経疾患が原因になっている場合があります。 また、男性は前立腺肥大症、女性は骨盤底の障害が原因となっているとも考えられます。

③ 膀胱炎
膀胱の粘膜に慢性の炎症が起きている間質性膀胱炎の患者さんでは、その炎症が下腹部に不快感を引き起こすため、何度もトイレに行きたくなります。

④ 体の冷え
膀胱は、副交感神経によって膨らんだり、縮んだりしています。
体が冷えると、それが刺激となり膀胱は縮みます。
その結果、尿意を感じやすくなるため、すぐに膀胱がいっぱいとなり、必然とトイレに行く回数が増えます。

⑤ 神経性頻尿
誰でも緊張すると、胸がドキドキしたり、顔が赤くなったりすることがあります。 膀胱にも、その時と同じような刺激が加わる為、頻尿になってしまう人もいます。

⑥ その他
睡眠障害、残尿の問題、膀胱がんなど。
このように、様々な原因で頻尿になります。
頻尿の原因が何なのか、様々な方法で問診や検査が行われます。

その中でも「排尿日誌」は、簡単で非常に有用な方法です。

日誌には排尿の時刻と毎回の排尿量、尿失禁の回数や使用したパッドの枚数、あるいは水分摂取量などを記録します。
また「排尿日誌」をつけることで、トイレに行く回数や治療の成果をご自分で再確認することもできます


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《頻尿治療について》
原因が特定されれば、それに対してさまざまな治療が行われます。

代表的な治療方法として、過活動膀胱(上記②)に対しては、膀胱の収縮を抑え、神経に働く「抗コリン薬」が有効です。 但し、この薬には、口の渇きや便秘というような副作用があります。

また、薬物治療以外にも、膀胱訓練、骨盤底筋体操、定時排尿といった行動療法も有効とされています。

このブログ記事について

このページは、khが2011年3月15日 14:37に書いたブログ記事です。

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